教育ローンと似て非なるもの
大学や私学といった教育機関の高額な学費を支払うのに用いるローンを教育ローンと言いますが、ここで注意して欲しいのは、似た言葉に学生ローンというものがあるということです。これらの違いをきちんと認識しておかないと、子供に煮え湯を飲まされることになるかもしれませんよ。
教育ローンというのは先に書いた通り、学費の支払いのみに用途が限定されたローンです。その借り受け人は特殊な例を除いて保護者であり、保護者が学費を払う一般的なケースでは子供が関与することはありません。
対して学生ローンというのは学生に対して貸し付けられる消費者金融で、早い話がサラ金です。貸し付ける業者も銀行ではなくサラ金業者で、借りる人間も子供で用途の指定もありませんので、遊ぶお金として使うことができてしまう──というより、そちらの利用が主になってしまうのではないでしょうか。
仮にお子さんが、「学費を学生ローンで補いたい」と申し出てきたとしましょう。親の目をごまかすためその一部を学費に充て、残りのお金を遊びに使ったとしたらどうでしょうか。それで返済能力を超えてしまったら?そんなことになってしまっては大変な話ですよね。
ですので例え「教育ローン」と口にしたとしても、子供本人が借りると言った時点で疑うようにしましょう。知らない内に借金をされていたとあっては、たまったものではありません。
なお真っ当な奨学金を指して学生ローンと呼ぶ場合もごく稀にありますので、いずれにしてもシステムについてきちんと説明を受け理解することが大事です。